犬のしつけ方法と、犬の飼い方や病気の情報など

犬のしつけ―留守番をさせる

 

犬のしつけには「留守番をさせる」という事もあります。
小さいころには犬だけにするのは可愛そうと思ってしまいますが、いつでも人が居る事ができる環境を作れるとは言い切れません。
また、留守番をさせることができれば、普段一緒に居る事が出来る家庭でも、何かで外出しなければならない時に役に立つと思います。
犬は慣れさせれば留守番をする事ができます。
犬だけで待っていられると言う事は、基本的なしつけにもなるので挑戦してみてください。

 

では、犬のしつけで留守番をするポイントを紹介します。
犬は基本的に群れで生活する動物ですから、犬だけになれば寂しいと思ってしまいます。
猫の場合は、単体で生活しているので、留守番をさせても特に問題は無いのですが・・・
犬の場合でもかわいそうな気持ちは分かりますが、半日や1日くらいは一人で留守番できるようにさせてください。
我慢が出来る性格にするためにも必要です。
留守番をしたとしても、待っていれば必ず帰ってくるという事が分かれば、犬も安心して待っている事が出来るようになります。
いつも飼い主が側に居るような状況だと、いざ留守番をさせようとしても、普段とは違った様子に犬も驚いてしまいます。
飼い主の方も一人で出かける用事を作って、犬を一人にさせてみてください。
犬を飼い始めてから、少しずつ留守番をさせることに慣れさせます。
恐らく出かけると分かると寂しがると思いますが、飼い主の方はなるべく明るく接してください。
慣れないうちは短時間の外出にします。
徐々に時間を長くしていくと、犬もだんだん慣れてきて、長時間でも留守番が出来るようになります。

 

留守番中にオシッコをしてしまったり、イタズラをしてしまった場合は、大好きな飼い主が居ない事が大きなストレスとなっている可能性があります。
強いストレスを紛らわすために、イタズラのような行動を起こしてしまうのです。
最初は誰も居ないのが不安だと思いますから、テレビを付ける等、音を出しておくのも良いです。
そして、一人で居るときには、寂しさを紛らわすために、オモチャやおやつなどを与えておいても良いです。

 

外出先から帰ってきて、きちんと待つことができたら、必ず褒めてあげてください。
留守番をしても飼い主が帰ってくることが分かり、褒められると思えば、犬もちゃんと待ってられます。
どんな犬でも短時間など、どうしても留守番をさせなければならない時が出てきます。
留守番に慣れていれば、飼い主も安心して出かけられますが、子犬や慣れていない犬は一人で置いておくのが不安ですね。
小さいころから少しずつ、留守番に慣れさせるようにしておきましょう。