マンチカン

マンチカン

 

 

マンチカンの猫の歴史として1953年にドイツで初めて短足の猫が目撃されました。
以降も欧米各地で短足の猫は確認されましたが品種としては固定されませんでした。
現在のマンチカンは1983年にアメリカルイジアナ州で発見された突然変異の個体から交配を繰り返し、固定された猫種です。
短い足で愛嬌ある顔立ちで、とても活発な猫です。
犬のダックスフンドの猫版ともいえる姿が可愛らしいです。
毛の色はトラと白地が入っていて、日本でよくみかける雑種ともいえるでしょう。
日本人には比較的、馴染みやすい毛の色だと思います。
木登りも得意で、狩りの名手でもあります。
短い足からは想像できませんが、好奇心が旺盛で遊び友達としても向いています。
現在研究中の猫で被毛や目の色は明確な基準がありません。
四肢がダックスフントのように短いのが特徴です。
おとぎ話に出てくる「マンチカン」という妖精のように、一種独特不思議な魅力を持つ猫です。
突然変異で発生したといわれていますが、正確なルーツはわかっていません。
特徴としては脚の突然変異は遺伝的に優性だと思われますが、確立はされてはおらず、出生した子猫で前後の脚が短い特徴を示す確率は2割程度と言われています。
ペットショップなどでもこの猫を見かけることは少ないようですね。
たとえ身体的特徴が現れず手足が短くないマンチカンであっても、TICAではマンチカンとして血統登録されています。

身体的特徴が現れないマンチカンは、血統書にマンチカンと明記されない限り品種を識別する事は大変難しいと言われています。
マンチカンの手入れとしては短毛種はそれほど念入りなお手入れは必要ありませんが、さほどお手入れの必要がなくても、体をさわって健康チェックも兼ねて、飼い主さんとのコミュニケーションを図るのも大切です。
マチカンの特徴は足が短い事ですから、特に毛の種類は拘っているわけではないようです。
染色体の変異によって現れる猫の種類で、猫にも色々な特徴を持った猫がいるように、足が短くなって生まれてきたのです。
あくまでも突然変異からできた猫の種類なので、病気であるというわけではありません。
どのマチカンの猫も元気に育っています。