スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールド

 

スコティッシュフォールドは1961年にスコットランドで見つかった猫です。
耳が折れたような形が特徴的な猫で、「スージー」と呼ばれる耳の折れた白い猫がスコティッシュフォールドの始まりだと言われています。
猫の血統として正式に登録されたのは、アメリカの繁殖プログラムによって品種が固定されてからです。
体が大きく肉質で、頑固でしっかりとした体を持っています。
大きくクリクリとした目と、垂れた耳が可愛らしいです。
垂れた耳こそがスコティッシュフォールドの最大の特徴でもあります。
しかし、垂れた耳を持つスコティッシュフォールドは、実は30%ほどしか居ないといわれています。
通常は生後3週間くらいで耳が垂れてくるのですが、成長の段階で耳が垂れない場合もあるようです。
生後の環境によって左右し、ストレスや病気などの原因によって大きく左右します。

 

スコティッシュフォールドには短毛と長毛の種類がありますが、どちらも密生した毛で弾力があり、アンダーコートが少なくとても柔らかい肌触りをしています。
様々な毛の色があり、全ての毛の色が登録されています。
性格は見た目と同様に、穏やかで優しい性格を持っています。
あまり激しい運動なども必要なく、とても扱いやすく室内で飼う猫として適しています。
神経質な部分も無いので、食事にも気を付ける必要はありません。
毛の手入れも特に神経質になる必要がなく、1日のブラッシング程度でも十分です。
しかし、抜け毛の時期にはアンダーコートが大量に抜け落ちますから、念入りにブラッシングする必要があります。
見た目は日本の猫のような外見ですから、日本人にも受け入れやすいでしょう。
毛の長さは比較的短毛種の方が多く、毛が長い種類のスコティッシュフォールドは少なくなっています。
同じ種類の折れ耳同士の猫を交配させると、障害を持った猫が生まれる可能性があるため、交配はさせないほうが良いでしょう。